疾患一覧
抑うつ
抑うつ(よくうつ)とは、「気分が落ち込んだ状態」を指す言葉で、こころの元気がなくなっている状態のことです。放置してしまうと日常生活に支障が出たり、本格的なうつ病へと進行することがあるため、早めの対応が大切です。
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気分障害
気分障害とは、気分(感情)の変化によって、日常生活に支障が出てしまう状態を指す病気の総称です。浮き沈みの変化が大きく、長期間にわたって生活や仕事に影響を及ぼすことが特徴です。
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パニック障害
パニック障害とは、突然強い不安や恐怖に襲われ、動悸・息苦しさ・めまい・発汗などの発作が繰り返し起こる病気です。電車の中など、予期しない場面で起こることが多く、「また起きたらどうしよう」という強い不安が続くのが特徴です。
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不安障害
不安障害とは、日常生活の中で過度な不安や恐怖が長期間にわたって続き、生活に支障が出る状態を指します。「理由がわからないのに不安」「不安が強すぎて外出できない」「不安から体調まで崩れる」など、心と体の両方に影響が現れるのが特徴です。
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強迫性障害
強迫性障害とは、「強迫観念」と「強迫行為」によって日常生活に支障をきたす心の病気です。強迫性障害は「意志が弱い」「性格の問題」ではなく、脳の働きの一部の問題とされ、適切な治療で改善が期待できます。
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不眠症
不眠症とは、十分な睡眠時間がとれていない、眠りの質が悪いなどの状態が続き、日中にも不調が現れる病気です。週に3回以上・1か月以上続くようであれば、医療機関での相談が大切です。
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過眠症
過眠症とは、夜に十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中に強い眠気が続く病気です。一時的な眠気ではなく、慢性的に日中の眠気が続いて困っている方は、医療機関での相談が大切です。
過眠症をくわしく症状一覧
やる気がわかない
「やる気がわかない」「何もする気が起きない」日常生活に支障が出ている場合は注意が必要です。
食欲低下
「最近あまり食べたくない」「お腹がすかない」食欲低下が続く場合、心の不調が関係している可能性があります。
思考や動作が遅くなる
「頭の回転が鈍くなった」「反応が遅いと感じる」心と体の疲労やストレスによるサインかもしれません。
突然の激しい動悸
急な息苦しさ、強い不安感、めまい、息切れを伴う場合は、パニック発作や自律神経の乱れが背景にあることもあります。
引きこもり
社会との関わりを避け、自宅などに閉じこもってしまう状態が長期間続く場合、専門的な支援や治療が必要となることがあります。
特定の環境になじめない
「新しい職場にどうしても慣れない」性格特性や過去の経験、感覚の敏感さ、精神的な疾患などが影響している場合もあります。
不安・イライラ
「理由もなく落ち着かずイライラする」ストレスや生活環境、自律神経の乱れなど、さまざまな要因によって引き起こされます。
緊張
仕事の面接や人前で話す時など、誰にでも起こる自然な反応ですが、強い緊張が慢性的に続く場合は、医療機関での相談が大切です。
対人恐怖
「恥をかきたくない」といった気持ちが過剰になり、精神的苦痛が大きいのが特徴です。適切な治療で改善が可能な心の病気です。
落ち込み
単なる「疲れ」や「気のせい」と思って放置してしまうと、うつ病や適応障害などの疾患に進行することもあります。
不潔恐怖
「自分や周囲が汚れているのではないか」日常生活に支障をきたすほどの強い不安を感じる場合は医療機関での相談が大切です。
確認恐怖
「鍵を閉めたか」など確認行為に多くの時間を費やし、日常生活に支障が出ている場合は治療が必要になることがあります。
過度な不安やこだわり
「頭では心配しすぎだと分かっているのに、不安が止まらない」生活に支障が出る状態は、心の不調のサインかもしれません。
トラウマ
「過去の体験が思い出され辛い」フラッシュバック・回避行動などの症状が続く場合は、PTSDとして診断されることもあります。
昼夜逆転
夜は活発だが朝は起きられないような状態が続く場合、単なる夜型生活ではなく、生活リズムの障害にあたる場合があります。
睡眠外来
こんなお悩みありませんか?
なかなか寝付けない、眠りが浅く何度も目が覚める、朝早く目覚めてしまう
不眠症睡眠中のいびき、呼吸が数秒間止まっている
睡眠時無呼吸症候群適切な時間に眠ることができない、睡眠リズムが整わない、朝起きることができない
概日リズム睡眠覚醒障害夜間、脚がむずむずして寝付けない
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)睡眠中に脚などがピクピク動いて眠りが浅い
周期性四肢運動障害眠っている間に大声を出す。ベッドから落ちてしまう。
レム睡眠行動障害十分な睡眠をとっていても、日中の眠気が強く我慢できない
ナルコレプシー、その他の過眠症その他睡眠に関する相談
※症状などから睡眠検査入院が必要と考えられる場合には平松記念病院(本院)睡眠外来の受診をご案内する場合があります
担当医師
睡眠はわたしたちにとって、とても身近なものであり、だからこそ、疾患として気づかれにくかったりします。
睡眠に関して、気になる症状がありましたら、当クリニック睡眠専門外来に一度ご相談ください。
お話を聞いたり、検査を通し、状態を正しく理解することで、それぞれに合った治療を一緒に考えていきます。
日本睡眠学会指導医・専門医 佐川洋平